「紙から動画配信へ」印刷会社がULIZAを利用して目指す次世代の価値提供
- 印刷
- デジタル化
時代の流れに伴いコンテンツのデジタル化を進めたい
手厚いサポートで実現したい形の動画配信をスタート
デジタルコンテンツとして動画配信を始めたものの「どうすればコンテンツに付加価値をつけて差別化できるか」「どの動画プラットフォームを使えばいいかわからない」といったお悩みを抱える担当者もいらっしゃるでしょう。そこで今回は、ゴルファー向け会員限定サービス「Myゴルフダイジェスト」の運営に協働で取り組む大日本印刷とゴルフダイジェスト社のご担当者様に、ULIZAを導入した背景についてお話を伺いました。
ULIZAの柔軟なサポート体制が導入の決め手に
動画プラットフォームを選ぶ上で重視したポイントはありますか。
そうですね。今回新たに動画配信を行うにあたって、国内外問わず多くの動画プラットフォームを比較しました。比較の際に重視したのは 「サポート」「品質」 「価格」の3点です。
その中でも特に重視したのはサポート面です。『手厚いサポートをしてもらえるか』という点は特に重要だと考えていました。
初めて動画プラットフォームを導入するにあたって、分からないことも多くあったため、「そもそも私たちの求めていることが動画プラットフォームを通して実現できるのか」「導入まで親切にサポートしてくれるのか」「DNPとGD社との企画やビジョンにどれだけ寄り添ってくれるか」といった点を確認しながら、各社サービスの比較を行いました。
導入前の懸念事項に対するサポートが決め手となったということでしょうか。
はい。私たちが実現したいことへの提案やサポートが特に充実していたように思います。操作に関する質問なら、他社でもおおむね対応可能でした。
しかし、具体的なイメージの実現に関して相談に乗ってもらえる担当者さんがいるとものはULIZA以外にありませんでしたね。動画コンテンツの配信にあたっては、エンドユーザー側から求められる機能もさまざまなので、柔軟にカスタマイズをする必要があります。
ULIZAでは、やりたいことを実現するための相談や提案を柔軟に行っていただけたので、非常に助かりました。
広告ゼロ・トラブルゼロで会員数増加に集中して取り組める
実際にULIZAを使用してみての率直な感想をお聞かせください。
ゴルフ自体が動画との親和性が非常に高いジャンルだということもあり、これまで静止画でしか訴求できていなかった部分をレクチャー動画などで分かりやすくお伝えできるようになりました。今後も動画サービスのニーズは拡大していくとみられます。そういった観点からも、幅広い世代へのアプローチを図ることができるため、ULIZAを導入してよかったと感じています。
雑誌では読者の情報を得難いですが、ゴルフダイジェストオンラインで会員登録してもらうことで、ユーザーの年齢層やゴルフの習熟度、興味のあるジャンルなどもなどもも知ることができるので、それも良かったことの1つです。
最近では、コロナ禍によるゴルフブームもあり若年層の利用者様も増えてきています。今後、動画配信により力を入れていくことで、紙媒体と親和性の低い層にも、コンテンツメーカーとしてのGD社の価値を訴求できるようにしていきたいです。
動画プラットフォームとしてのULIZAの良さや特徴はありますか。
無料の動画プラットフォームと比較して動画に広告や関連動画が表示されないことは、自社のブランディングを守るために非常にありがたいと感じています。動画内に全く関係のない広告や関連動画が表示されてしまうと、お客様が抱く弊社のイメージも左右されてしまいます。また、システムトラブルがないことも、長期的に継続して利用する上で非常に大きいポイントです。ULIZAを使用してから今日まで、アップロードや動画の管理部分ではもちろん、ULIZA起因での再生停止などエンドユーザーに影響するトラブルも一切なく、安心して運用することができています。
ゴルフダイジェスト社以外にも、今後さまざまな企業と動画配信サービスで協業したいと考えているので、信頼できる動画プラットフォームは無くてはなりません。これからもULIZAを使い続けていきたいです。
▲Myゴルフダイジェストの配信画面
動画配信の事業を立ち上げるならULIZAがおすすめ
御社のコンテンツ動画配信における今後に向けた課題はありますか。
ULIZAの分析機能をもっと活用したいと考えています。他の分析ツールと組み合わせながら、動画単位での効果測定や施策の実施をしていきたいです。
会社としても今後動画配信に力を入れていく方針なので、その中でULIZAでの分析を強化し、今後のコンテンツ作成の参考にしていきたいです。
ULIZAでの今後の展望についてお聞かせください。
やはり認知拡大が最優先事項だと考えています。そのためには、有名なプロゴルファーの方にご出演いただいたり、動画の本数をより増やしたりとコンテンツを充実させることが必要不可欠です。
その上で、今後は「紙面ではなく動画だからこそできること」を押し出しつつ、お客様がお金を払って視聴したいと思う内容、品質のコンテンツを提供しながら、会員数の増加につなげていきたいと考えています。
今後どういった企業にULIZAをおすすめしていきたいですか。
特にファンコミュニケーションに課題を持つメディアや、メーカー企業におすすめしたいです。従来のテレビや新聞のようなメディアを使ったコミュニケーションが、ネットワークメディアの台頭に伴い、思うように機能しなくなってきています。
だからこそ、既存・新規のファンマーケティングの良さを兼ね備えたULIZAは、自信を持っておすすめできます。
新しいメディアマーケットサービスを導入したい企業にとって、手厚いサポートのあるULIZAはピッタリということですね。DNP、ゴルフダイジェスト社の皆さま、本日はお忙しい中インタビューにご対応いただきありがとうございました。
時代の流れに沿ったサービスの変化が必要だった
まず、皆さまのお仕事の内容について教えてください。
私は、出版社様と新しいメディアビジネスを立ち上げるプロジェクトのプロデューサーをしています。Webならではのコンテンツを配信し、本メディアを利用するお客様の満足度を上げていくためにサービス内容を拡充することが主な業務です。ゴルフダイジェスト社様との協働事業である「Myゴルフダイジェスト」においても、システム管理や企画内容の相談などを担当しています。
主にデジタルメディア施策を担当しております。Myゴルフダイジェストにつきましては、コンテンツの考案・作成を行っております。
動画配信は以前から検討されていたのでしょうか。
そうですね。紙媒体の市場が今後収縮していくのは、誰もが認識していることだと思いますが、その一方で、紙媒体のメディアが持つ読者やブランド力、カルチャーコンテンツの制作力等の強みは依然大きいといえます。そのため、今後ビジネスとして生き残るために、デジタルコンテンツと雑誌の良いところを掛け合わせていく必要があると考えました。
弊社は旧来、版元となる企業様のコンテンツをお預かりして製造や電子書籍を形にすることを生業としてきましたが、業界内外でコンテンツのデジタルシフトが課題となっています。そういった状況の打開策として、DNPの強みを活かし、デジタルでコンテンツを提供する仕組みづくりや、一般消費者向けのサービス提供に挑戦することにしました。
そして、そうした業界の流れに対し、私たちがどのようにアプローチできるかは当初より課題となっていました。例えばニュース系のメディアであれば、サブスクリプションというビジネスモデルが確立しています。DNPとしてもこれを新たなビジネスモデルを作るチャンスだと捉え、動画でのコンテンツ配信を開始する運びとなったのです。
やはり動画配信を開始するにあたっては、時代の流れも大きかったということでしょうか?
はい。ユーザーが触れる媒体の変化がもたらす影響は多大なものです。そのような状況下での私たちのミッションは、出版物をいかにWeb上で新しい形で読者の皆さまにご提供するかという部分にあると考えています。そして音声や動画で配信を行うことで情報に付加価値をつけていくことこそが読者の求めているものであり、私たちの使命だと感じています。
「Myゴルフダイジェスト」のメディアとしての価値を増幅してご提案・ご提供することを軸に、新たなソリューションの提案をしていく方針で動いてきました。