実現するために活用したULIZAの機能とは?

社内研修動画の視聴率が5倍に!

  • 建設
  • 社内研修
  • 社内情報共有
  • 限定公開
  • DX化
導入の背景

社内配信動画における “社員の視聴率” を改善したい

効果

時間・場所に縛られず視聴が可能に。視聴率が5倍に増加。

社内での情報共有を効率化するため動画を利用する企業は増えています。動画に切り替えることで視聴のハードルが下がることや、分析ができることがメリットです。 今回は2000名を超える規模の鴻池組の社内に対し、社内研修やTips動画を配信するため、ULIZAを利用している株式会社鴻池組のデジタル戦略室 見塚 圭一氏(以下、敬称略)にお話を伺いました。

導入のきっかけ

配信形式・セキュリティ・分析機能に課題を感じリプレイス

株式会社鴻池組について教えてください

見塚 :

1871(明治4)年創業の総合建設業を主力事業とする会社です。
国内はもちろん、海外では東南アジアや東アフリカ地域で建築・土木事業を展開しております。

鴻池組全体で2000名を超える社員が活躍しており、土木・建築事業に加え、環境事業にも精力的に取り組んでおります。

その中でULIZAはどのように利用していますか?

見塚 :

主にデジタル教育を目的として利用しています。
デジタル研修の動画を配信したり、社内で使っているツールの使用方法やショートカットキーの使い方といったデジタルの活用方法のTips動画を配信したりしています。
それ以外にも社内コミュニケーションの促進として、鴻池組の環境への取り組みや現場取材などをコンテンツ化して、会社の取り組みを社員に知ってもらうために動画配信にも活用しています。

ULIZA導入前に動画配信は利用していましたか?

見塚 :

はい、ULIZAを導入以前はWeb会議ツールを利用したライブ配信での勉強会や一般的な動画配信サービスを用いて動画配信をしていました。

その時に課題が複数あり、新たな動画配信プラットフォームを検討しました。

複数の課題とはどのようなものだったのでしょうか?

見塚 :

課題は3つありました。

1つ目はWeb会議ツールでのリアルタイム勉強会では視聴状況にバラつきが出てしまうことです。
Web会議ツールによる勉強会ではリアルタイムで実施していました。しかし、建設業ということもあり、業務の都合により参加可能な時間帯が社員によって異なります。現場での作業・業務が突発的に入ることもあり、参加時間を確保できないといった課題がありました。

2つ目はセキュリティ面です。
一般的な動画配信サービスで配信していた社内向けの広報動画は、限定公開機能を利用して発信していましたが、URLが流出した場合、誰でも閲覧が可能になってしまうことから、本当にセキュリティ面で問題がないかという課題もありました。

そして3つ目は配信後の分析面です。
動画視聴者のデータを取りたいという思いが強くありました。以前の配信手法では、動画のリンクをクリックしたことの確認はできましたが、最後まで視聴を完了したかなどといった細かい分析はできませんでした。

これらの課題から時間に縛られないVOD配信ができて、セキュリティ面でも安心して利用でき、分析機能が充実している動画配信プラットフォームを探していました。

ULIZAを選んだ理由

複数の課題の解決と料金システムのマッチ

たくさん動画配信プラットフォームがある中で、ULIZAを選んだ理由を教えてください

見塚 :

先ほど述べた3点の課題が解消できるということが大きな理由でした。

また、課金形態がマッチしていて、他社プラットフォームと比較して費用感がリーズナブルだったことも理由のひとつです。他社プラットフォームはユーザ単位での課金形態の場合が多く、弊社のように2,000人規模の場合、ユーザ単位での課金の場合は利用料金が高くなってしまうということがありました。一方でULIZAは、ユーザ数は関係なく配信流量に応じた従量課金形態だったので、ミニマムスタートにとても適しているなと感じました。

導入する前に懸念点はありましたか?

見塚 :

ユーザ側の見やすさを一番重要視していました。

具体的には、動画を見るためにログインが必要になるなど、動画を視聴するまでにユーザに複数の操作をさせてしまうことを避けたいと思っていました。
その点においては、ULIZAでは弊社が持っている社内ポータルサイト内のページに動画を埋め込むことで視聴することができるので、視聴者が動画を視聴するまでのハードルを下げることができたと感じています。

画面にアクセスしてから動画再生されるまでのタイムラグがあるかどうか、という点も懸念していましたが、ULIZAは画面を開いてからすぐに再生され、かつ安定して配信されるので、満足しています。

ULIZAの使用感

視聴率が5倍増。アナリティクス機能で細かな分析も。

実際にULIZAを導入していかがでしょうか?

見塚 :

以前にリアルタイム形式でWeb会議ツールを用いて勉強会を行っていた際は、同一テーマで複数回の配信を行い、1テーマあたり40名(10-15名/1回)程度が視聴していました。

現在はVOD配信に切り替えていつでも視聴可能なので視聴率は格段に向上しました。人気のコンテンツでは150〜200名が視聴してくれているので、約5倍の視聴数になりました。視聴する際の時間帯の制限がないため、ユーザが視聴する際のハードルが下がったことがとてもよかったと思います。

かつては一般的な動画配信サービスでの限定公開にリスクを感じている人も多かったのですが、ULIZAにすることでセキュリティ面に配慮した配信をしているというアピールができています。動画で情報を届けるということに対して、社員も良いイメージを持ってくれています。

ULIZAで気に入っている機能はありますか?

見塚 :

一番使用するのはアナリティクス機能です。

社内の分析ツールも活用しながら、各動画の視聴状況や人気ランキングなどを可視化して社内での動画の広報活動にも利用しています。
また、どの部分が一番見られているか、スキップされていないかなども確認できるので、動画内容を改善する際にも役立っています。加えて、視聴されやすい・されにくい時間帯を分析して動画の公開時間を調整するなど、社内マーケティングの観点でも役立てています。

また、管理画面もかなり使いやすいです。
動画コンテンツを一括管理する上でも役に立っていますし、動画のアップロードも早く、サムネイルの設定のしやすさも助かっています。

こんな企業におすすめ

社内動画配信をミニマムスタートしたい企業におすすめ

ULIZAをおすすめしたい企業はどのような企業でしょうか?

見塚 :

動画コンテンツを持っているものの、どこにアップロード・管理すればいいのか悩んでいる企業にいいのではないでしょうか。動画を公開する際のセキュリティ面で課題感を持っている場合でも安心できるツールです。

また、ULIZAには一般的な動画配信サービスと同じような視聴サイトを簡単に作成できる機能も備わっているので、動画さえあればすぐに動画を公開できる点も、さまざまな企業にフィットする可能性があるポイントではないのでしょうか。

そして、他のプラットフォームは想定視聴者数によって課金される形式もありました。しかし、ULIZAは視聴された分だけ課金される形式(従量課金制)なので、ミニマムスタートができるという点も評価できるところです。

今後の展望はありますか?

見塚 :

今後はULIZAを利用したリアルタイム配信にチャレンジしていきたいです。
リアルタイム配信は最初の課題で挙げていた視聴する時間帯が縛られてしまうという課題もあります。しかし、ULIZAを利用する事でユーザ側はリンクをクリックしてすぐに配信に参加できるので、過去に実施した勉強会の方法とは異なるメリットがあるので、視聴率が上がるのではないかと考えています。また、アナリティクス機能も活用し、取り組んでいきたいです。

ULIZAに搭載されている機能の中にも、まだ使えていないものが多くあるので、新たに搭載されたテスト機能やオプションのチャット機能なども有効に活用していきたいです。

ULIZAのアナリティクス機能を有効的に活用いただき、視聴者視点で改善を加えることで、社内情報共有をより充実したものにされているのですね。ULIZAではアンケート機能やテスト機能など、社内に情報を発信する際に欲しい機能を豊富に揃えています。今後もお力添えができるようご支援させていただきます。見塚さん、お忙しい中インタビューのご対応、ありがとうございました。